世界のトップクラスのアスリートの多くが取り組む高地トレーニング。彼らのポテンシャルを引き出すそのトレーニングの作用を科学的に分析し、すべてのアスリートの眠っているポテンシャルと可能性を引き出していく。
K-MAX───パフォーマンスを進化させ、次なるステージの扉が、ここにある。
実際の高地トレーニングには、多くの時間と費用がかかります。
「K-MAX」は、減圧により正に高地と似た酸素が薄い環境をつくりだし、
そこでのトレーニングと同様の効果を追求することができます。
パフォーマンスを左右するエネルギーの生成には、酸素が不可欠。体内における酸素の運搬能力と筋肉の酸素消費能力を高めることにより、優れた持久力と筋持久力が期待できます。K-MAXは、VO2MAX(最大酸素摂取量)を短期間で飛躍的に向上することで細胞レベルに進化をもたらし、パワーのある身体をつくります。
VO2MAXとは : 有酸素運動能力を意味し、運動中に摂取可能な酸素の最大量を表します。身体の大きさには基本的に関係なく、肺に取り込まれた空気の中から、酸素をどれだけ筋肉など体内の組織に送り届けて使うことができるかという、持久的運動能力の指標です。
酸素の薄い環境下では、体内に酸素を行き渡らせるため、
血液中で酸素を運ぶヘモグロビンと、筋肉中に酸素を運ぶミオグロビンが増加。
酸素の運搬能力や筋肉での酸素消費能力がアップし、パフォーマンスの向上が期待できます。
標高3000m・700hpa・酸素濃度14.7%の高地環境を再現
ワンランク上のステージを目指すアスリートのための減圧モード
低酸素環境は酸素運搬機能を持つ赤血球数を増加させるとともに抹消組織に酸素を運ぶ毛細血管を新生する。
細胞の活動に必要なエネルギーのほとんどを供給するミトコンドリアが酸素の少ないー環境でもエネルギーを供給できるように活性を上げる。
高地環境で気圧を上下に変動させることで細胞レベルで鍛える
気圧の波動が酸素を取り込む力を増幅させる減圧ウエーブモード
気圧が下がり、生体内の防御機能が働くことで、薄くなっていく酸素を取り込もうとする『飢餓状態』になる。
飢餓状態の細胞は勢いよく、体の隅々までいきわたるように酸素を取り込むため効率よくエネルギーをつくる。
筋肉疲労や筋肉痛の原因といわれる乳酸。
酸素は、乳酸などの疲労物質を分解し、除去する働きがあります。
高気圧酸素環境では、新鮮な酸素を身体の隅々にまで行き渡らせることができ、新陳代謝を活発に。
筋肉細胞にいたる疲労を改善します。
1.3気圧の高気圧環境によって溶解型酸素を増やし
体の隅々まで酸素を供給し細胞を活性化させる。
溶解型酸素は分子が小さいため、血液に溶けやすく、毛細血管も通りやすいという特徴がある。この特徴があることで、身体の隅々まで酸素が十分に行き届くため、疲労の回復、怪我の治癒促進、新陳代謝の促進などの効果が期待されている。
大型モニターに映し出される、流れる景色を楽しんだり、
世界のアスリートとともにトレーニングできるシステムの導入などにより、
日々のトレーニング環境に変化をもたらします。
高地の酸素環境を作りだすとともに、ユーザーインターフェースにも趣向を凝らしているのは「K-MAX」ならでは。ルーム内に搭載された大型モニターは、走りと連動し、ダイナミックで開放的なトレーニングを楽しめます。
Zwift(ズイフト)を導入し、自転車と室内トレーニング機材を繋げば、スムーズでリアルなバーチャルロードが作り出せ、イージーペースのライドから激しいレースまで楽しむことができます。
また、ユーザーフレンドリーを追求したタッチパネルを採用。トレーニングのモードを簡単に選択でき、トレーニング中の気圧、標高、酸素濃度の変化を目視できます。
Zwift(ズイフト)は、どのトレーニングルームからでも、世界中のアスリート達と繋がるトレーニングゲームです。トライアスリートやランナー、サイクリストなど、プロ・アマ問わず、全てのアスリートがZwiftが創り出す様々なシチュエーションのバーチャルロードで、共にトレーニングすることを可能にします。
減圧、加圧などの各種トレーニングモードの設定が直感的な操作で簡単に行えます。設定後のトレーニングスケジュールはグラフ化され視覚的に確認できます。
洗練されたインターフェースの採用により、気圧、標高、酸素濃度、気温の数値が同時に表示され、現在のルーム内の環境をリアルタイムに把握できます。
室内と室外に設置された大型モニターで目標圧と現在圧の乖離をタイムリーに表示。乖離の数値を監視し異常時には自動停止、復圧します。
室内と室外に設置された非常停止ボタンを押すことにより、パトランプが点灯、ルーム外に異常を知らせるとともに、安全に常圧まで復帰します。
室内の酸素濃度をタイムリーに監視。酸素濃度値に異常がある場合は直ちに自動停止し、復圧動作に戻ります。
手動圧力解放弁を備え付けることにより、K-MAXでは緊急時の圧力解放がルームの内外から手動で行えます。
ルーム内の圧力が、規定値よりもオーバーした場合は圧力解放バルブより自動的に圧力を解放します。
運転時に停電時等の電源喪失があった場合、人体に影響のない速度で自動的に復圧動作に入ります。
さまざまな舞台でめざましい活躍を続けるアスリートたち。彼らが日々の仕事との両立を図りながら、トレーニング時間を確保することは容易ではありません。K-MAXは戦うアスリートたちに、限られた時間のなかで濃密で質の高いトレーニングができる環境を提供するために、高地環境トレーニングルームとして開発されました。
これからもK-MAXは全てのアマチュア、そしてプロ・アスリートの皆さんをサポートし、ご使用いただいた声を反映させて進化してまいります。
「K-MAX」を提供する京伸は、精密板金や板金製品の分野で設計から製造まで手がけます。培われた確かな技術とノウハウを豊富に有しているため、柔軟な対応と設置スペースに合わせた設計が可能に。オーダーメイドのジャストサイズの「K-MAX」をお届けしています。さらに、京伸を率いているのは、自らもランニング・パフォーマンスを追求するアスリートのひとり。その経験もまた製品開発に活かされています。
0.7気圧の減圧環境と1.3気圧の加圧環境を実現するK-MAXではルーム内外に扉を設ける、二重扉構造を採用しています。確実に扉をロックする仕様で安全性に配慮しています。
K-MAXでは、操作を行うモニターをルームの内部と外部端末に設置しています。K-MAXの利用者はもちろん、第三者でも機器の状況を確認し、操作することが可能です。
お急ぎの場合はお電話でも受け付けています。